食品工場 総合防除

IPM(総合防除)

単なる薬剤による除去だけでなく、総合的な駆除の計画を立て実践いたします。

セントラルキッチン、菓子食品工場での混入事故は、避けなければならないところです。 しかし、1ミリ2ミリ、又はそれ以下の小さなムシは、なかなか人間の目に触れることがありません。 目に触れ、気付けば対処も出来ましょうが、混入事故が起きて初めて分かる、と言う場合も多く、 お客様の手に渡ってしまった時などは、ただただ戸惑ってしまいます。
混入事故を防ぐには、普段からの対策が必要です。 毎月一度の定期メンテナンスで、今現在工場にどんなムシがどのくらい生息しているのかを調べながら、 発生源、侵入経路、そのムシに感染症はあるのか、などの調査をして、予防措置を講じてまいります。 IPMを充実させて、どうぞ安全域にお入りください。


・調査計画書の作成、報告書の作成

IPMの流れ

調査・モニタリング・施工・効果判定の4つの手順によって総合防除を実行いたします。

■調査

ゴキブリ・ネズミ・害虫等の生息状況.発生箇所.進入経路など環境面・設備面の問題点を洗い出します。
区域ごとの重要性を元に、駆除方法と維持管理基準を設定します。

■モニタリング(監視)

捕獲や目視による定期的・科学的な調査維持管理基準を満たしているか監視し、基準を超えた場合は駆除・予防の計画・提案をします。

■施工

ゴキブリ・ネズミ・害虫等が発生している区域に対しては駆除を、発生が予測される区域については予防策を実施します。

<環境的対策>
・整理・整頓・清掃により、餌や発生源・生息場所を除去
・建物への侵入防止・内部での移動阻止などの防鼠・防虫工事
<物理的対策>
・粘着シートトラップや誘引トラップ、電撃殺虫機による捕獲
<化学的対策>
・殺鼠剤・殺虫剤、忌避剤など。薬事法で承認を得ている医薬品・医薬部外品を使用

■効果判定

施工後、あらかじめ設定しておいた維持管理基準を満たしているか。基準値を超えた箇所については、再度施工&効果判定を行います。